吉祥寺駅公園口を出てマルイを過ぎると、井の頭公園へと続く “七井橋通り”。
お香が焚き込めるエスニックな雑貨屋、レトロな喫茶店、立ち呑みにバルが軒を連ねる賑やかな通りです。
道を1本左右に入れば、パティスリーや和菓子屋、カフェなども点在。
“吉祥寺はここだけで完結する街”とも言われますが、それを実感できるエリアでもあります。
さあ、お店を覗きながら、ぶらりと公園へ向かいましょう。
土日ともなれば、店頭で焼かれる香ばしいフランクの匂いに誘われたことがある人も多いのでは。ここに店を構えて10年近くになる『ケーニッヒ 吉祥寺店』。ウインナー、ケーゼなどを販売するドイツの惣菜店です。人気のホットドックやマフィンはカウンター席で楽しむこともできますが、やはりここはテイクアウトして公園へ。
小金井本店のアンテナショップとしてオープン。ソーセージの本場ドイツの製法を用い、国産の豚や牛を使って作る安心安全のソーセージやハムなどが約70種と充実の品揃え。“SUFFA”(南ドイツ食肉産業見本市)で国際チャンピオンに輝いた美味しさ保証済みの商品が自慢だ。公園近くという場所柄、無添加で脂肪分・塩分を控えた「ワンちゃん用ウインナー」も販売している。

女性を中心にいちばん人気のホットドッグ「チューリンガー」500円(左)。シソ科のハーブ(マジョラム)の入った豚肉のソーセージを、卵・ミルクを使わないオリジナルのバンズで挟む。網焼きにしたソーセージは、爽やかな香りと肉の旨みがぎゅっと詰まった逸品。また、若い人に人気なのが「チョリソーチーズ」500円(左下)。豊富に揃うドイツビールとの相性も抜群だ。


道に漂う白いモヤのような煙と匂い。吉祥寺といえばおなじみ『いせや総本店 公園店』です。吉祥寺に来たら立ち寄れずにいられません。ふらっと1本だけ買ってブラブラ散歩するもよし、お花見や行楽には盛り合わせを注文して、みんなで楽しく食べるもよし。でもやはり、昭和レトロな店内で食べる焼鳥は格別です!

趣のある引き戸を開けると、昭和の香りが漂う店内。焼鳥の煙で霞がかった空気感と食欲をそそる匂いに誘われて、開店直後の12時から訪れる人が後を絶たない。ほかにも刺身など居酒屋メニューが豊富。時間を忘れて、ただただ雰囲気と味に酔いしれたい。2階にはお座敷席もあり、賑やかな学生たちの集まりから、一杯ひっかけにきた人など、大勢の客で一年中賑わう。

焼鳥はどれも1本80円という安さ! 左奥からハツ、つくね、レバー、タン、ひなどり。その大きさに驚く“中華シェフ特製メニュー”の「シューマイ」3個330円も人気メニュー。ハイボールやホッピー、かち割りワイン片手に楽しいひとときを。


「井の頭公園」、正式名称「井の頭恩賜公園」は、約38万平方メートル、周囲は約4.5キロメートルという広大な敷地内に、2万本もの樹木が植えられた緑の楽園。中心には静かに水をたたえる「井の頭池」、池に佇む「弁財天」、道路を挟んで年末に生まれたフェネックで人気の「井の頭自然文化園」とさまざまな見どころがあります。
桜は約500本。池に迫り出す枝にこぼれんばかりに咲く薄紅の花びらに思わず目を奪われます。舞い散る花びらが水面に浮かぶさまも幻想的な美しさです。
カモやコイのいる池でスワンボートを漕ぐ人たちを眺めつつ、七井橋・狛井橋を渡ると見えてくるのが、絶好のロケーションにある『pepacafe FOREST』。吉祥寺南口にある人気のタイ料理店『ペパーミントカフェ』の姉妹店として03年8月にオープンしました。公園の緑や桜を見ながらゆったり過ごせる特等席です。
公園内、しかも通り道沿いにあるので、カップル、子ども連れのファミリーから、年配のご近所さんまで幅広い年齢層が訪れるカフェレストラン。気候のいいときはオープンテラスになるのも人気の理由。タイ東北地方料理が中心のエスニックで、豊富に揃うアジアンビールと共に味わえる。

「ゲーン・キョワーン(鶏肉入りグリーンカレー)」1100円と「ヤム・タレー(タイ式シーフードサラダ)」900円。どちらも17時以降のメニューだが、ワンプレートになったランチでも楽しめる。ハーブやスパイスの効いたタイ屋台料理をつつきながら、夜桜を眺めるのもおすすめ。


吉祥寺ロンロンや駅近くのパン屋でたくさん買い込んで、遠足気分も堪能できてしまう。
せっかくだから、公園内の売店で25種もあるソフトクリームや「三福だんご」も食べたい。
もちろん、ゆっくり散歩した後に、素敵なイタリアンや和食で舌鼓を打つのもおすすめ。
誰もが自分なりの楽しみ方を満喫できる、とっておきの場所。
桜の季節だけではなく、一年中愛される公園で癒されましょう。
くれぐれもマナーを守って、飲みすぎないように・・・。









